参考:LEDクリップライト(National)
省エネと言えば「節電」が一番に思い浮かびますが、皆さんが日々心がけていることはありますか。家庭の消費電力で一番高い割合を占めているのが、エアコンの25%といわれていますが、照明器具も16%を占め、冷蔵庫と並んでトップ3のひとつとなっています。そこで、この照明器具の消費電力を削減するものとして、少しの電力で明るくできる、高効率の「省エネランプ」が注目されています。今回はその中から、次世代ランプとして期待されている【LED】を中心に見ていきたいと思います。
次世代を担う期待のLED=発光ダイオード
【LED】とは「Light(光る)Emitting(出す)Diode(ダイオード)」の略。長寿命・低消費電力・省資源と優れた性能を持つ光源ということで、これからの新光源として注目されています。また、白熱灯などに比べ、放熱量が少ないのもメリットのひとつ。そのため、空調への負荷が少ないと言う視点からも、省エネ効果が高い光源と言えるのです。このように【LED】は、CO2の削減に大きな効果が期待できるため、まさに「地球を救うランプ」と言っても過言ではないのです。
ソーラー・LED照明灯
(SHARP)
身近なところでは、信号機や自動車のブレーキランプなどをはじめ、懐中電灯などにも使われていますので、目にしたことがある方も多いでしょう。この他にも、新幹線N700系のグリーン車・座席にある読書向け照明などにも使われたり、さらに環境配慮として、太陽光発電とLEDを一体化した街灯が発売されるなど、様々な取り組みがされ、これからの時代を背負う新光源として開発が進んでいます。そんな【LED】ですが、実は明るさが得られ難いのが弱点でした。そのため、主照明としての展開は難しいと言われていました。しかし技術は進み、長寿命・省エネを維持しつつ明るさをアップした【高出力LED】が開発され、家庭用の照明器具としての実用化が進んでいます。東京ビッグサイトで開催される「ライティング・フェア」でも、新しい器具がたくさん登場しましたので、各メーカーの代表的な器具をご紹介しましょう。
※LEDの基礎知識をまとめた記事です。
【参考サイト】
ソーラー・LED照明灯(SHARPリリース)
手頃な価格が魅力のダウンライト「E-CORE」
ダウンライト「E-CORE」
(東芝ライテック)
40W白熱電球相当の明るさがある、LEDのダウンライト。消費電力はわずか5.3Wと従来の1/7。また、約40,000時間と長寿命ランプなので、1日10時間使ったとしても10年間ランプ交換が不要。そのため、ランプ交換がし難い高所はもちろん、高齢者などのお住まいにもおすすめです。価格も19,000円代~と手頃なので、住宅用として気軽に導入できます。これからのダウンライトとして注目度が高い器具でしょう。 【参考サイト】
E-CORE(東芝ライテック株式会社)
T.LEDs HOME(東芝ライテック株式会社)
点灯時間の長い外回りにおすすめ
LED EXTERIOR SERIES
(オーデリック)
LED1.2W×3灯のエクステリア用スポットライト。電源装置(トランス)を内蔵しているため、普通の器具と同様に100Vでの接続ができます。コンパクトなボディは耐候性に優れるアルミダイカスト。光色は、白色と電球色の2色あり、コーディネートしやすく使いやすい器具です。この他に、LEDのダウンライトシリーズもあります。長時間の点灯になりがちな外回りには、LEDの長寿命・省エネは最適でしょう。 【参考サイト】
LED EXTERIOR SERIES(オーデリック)
店舗から家庭用まで展開の「EVERLEDS」
MFORCE(エムフォース)搭載
500クラス LEDシーリングライト
(National)
LEDを使った、Nationalの照明器具シリーズ「EVERLEDS」。店舗・施設照明をはじめ、住宅用まで幅広く展開しています。住宅用では、ダウンライト・フットライト・ブラケットなど、まだ小型照明がメインですが、店舗用としては、右の写真の様な「世界最薄照明器具」など注目の器具が登場しています。主照明として使えるベース照明やペンダントなど、明るさが確保できる器具も開発していますので、住宅用への展開ももう直ぐでしょう。 【参考サイト】
EVERLEDS(National)
しかし【LED】を使うには、器具から買い換えなくてはなりません。そこまでは無理、というかたに、もう少し手軽に導入できる「省エネランプ」をご紹介したいと思います。>
手軽に交換できる省エネランプ
今お使いの照明器具でも、省エネランプに交換することが可能です。ランプをちょっと見直すだけで、かなりエコに貢献できるものです。では、手頃な省エネランプをご紹介します。 ■電球型蛍光灯
パルックボールプレミア
(National)
白熱灯が電力をたくさん消費することは皆さんもご存知でしょう。オーストラリアでは、白熱灯の全面使用禁止が政策として出され、世界で話題となりました。そこで、最近注目されているのが、この電球型蛍光灯です。このランプは、白熱灯のシリカ電球60Wと同等の明るさが、消費電力10WでOK。それだけでなく、寿命は10,000時間と10倍も長いことがポイント。これにより、省エネと省資源が実現。まさにエコなランプです。
■丸型蛍光灯(サークライン)
パルックプレミア
(National)
既に蛍光灯の照明器具だから、省エネのしようが無いと思っている方!丸型蛍光灯(サークライン)でも、より効率の良いランプに換えることは可能です。従来の丸型蛍光灯は、寿命が約6000時間。しかし、今最も長寿命のランプなら、13,000時間と約2.2倍。取替えの手間が省けるだけでなく、廃棄物も削減できるため、エコなのです。蛍光灯を買う際、どうしてもランプの価格だけ見てしまうがちですが、必ず「ランプ寿命」も確認して下さい。価格が1.5倍でも、ランプ寿命が2倍以上なら、最終的にはお得でエコになりますよ。
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この他にも【LED】と並び【有機EL】など、新光源の開発は進んでいます。現代社会では、光が無いと生活ができないのは事実です。だからこそ、少しでも環境負荷が少ない光源に、大きな期待が寄せられています。一度に全ての光源を換えることは難しいですが、まずは手持ちの照明器具のランプを見直して、エコに貢献してみるのはいかがでしょうか?
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