皆さんのご自宅には、温度計・湿度計はありますか?
快適な室内環境をつくるために、温度湿度の調整は大事です。しかし、闇雲に冷暖房や加湿・除湿をしてしているだけではダメです。これらを適正な数値で調整することが、快適空気環境への近道なのです。そこでおすすめしたいのが、温度計・湿度計。ご自宅に無いと言う方は、まずこれらを置くことから始めてみましょう。今回は、ガイドの相棒「空気ソムリエ・林氏」に、温度計・湿度計の効果について紹介してもらいます。これから乾燥が気になる季節になりますので、ぜひ温度計・湿度計を使い、室内環境を適切に整えてみませんか?
温度と湿度、両方知ることが大事
温度は気にするけれど、湿度はあまり気にしない、という人が多いのでは?
天気予報を見ていても「おっ、今日は冷え込むぞ」とか「昼間は暑そうだな」など、【温度】を気にする方は多いと思いますが、【湿度】となるとそんなに意識をしていない方が多いのではないでしょうか。しかし、湿度は、暑さ寒さの体感温度を左右するだけでなく、カビやダニ・ウィルスなど健康を損なう原因とも強い関係があります。室内の湿度を把握することは、健康に良い空気環境の維持にも役立つのです。そもそも、湿度というのは、空気中に含まれる水分の割合を表したものです。しかし、空気は温度が高くなるほど、含むことができる水分の量が増えます。したがって湿度は、同じ水分量でも温度によって変わるのです。そのため『何度の時、湿度何%が快適なのか?』という視点で、温度・湿度の両方をキチンと見るのが有効なのです。そのためにも、温度計だけでなく、湿度計が必要なのです。温度計・湿度計の両方があれば、室内をどのように調整すれば良いか、判断がしやすくなります。
エアコンの運転モードは何が最適なのか?
温度を下げる冷房なのか、湿度を下げる除湿が良いのかなど
除湿機・加湿器の運転は本当に必要?
正確な湿度が分かることで、除湿・加湿の必要が的確に判断できる
最近は、エアコンや除湿機・加湿器も、センサーにより自動運転をしてくれる機器が増えてきましたが、使い手が正確な判断をすることで、より快適な空調が実現できるのです。また、自分にとって快適な温度・湿度を覚えておきましょう。そうすれば、いつでも直ぐに快適な空気環境が実現できます。これは、空調の無駄を減らし、エコにもつながります。ぜひ、快適な温度と湿度を知り、環境にも配慮した空調を心がけましょう。
外の温度を知る効果いろいろ
私が利用している、外気温を測る温度計。センサー部分を窓の外に出して計測します。
テレビやインターネットでも外気温を知ることはできますが、家の中にいると実際の暑さ寒さは意外とわからないものです。自宅でも簡単に外気温を測る温度計がありますので、活用してみてはいかがでしょうか。外気温を知ると...
朝出かける時の服装選びに便利
(高断熱高気密住宅やマンションでは、室外の温度が把握できず、玄関を出てから着替えに戻ることも!外気温が分かると便利ですよ)
暖房のタイマー運転時間の目安になる
(寝る前の気温が低い日は、朝の暖房開始タイマーは早めに設定するなど、快適空調に有効です。)
適正な空調運転の判断ができる
(夏なら窓を開けるか冷房にするか、冬なら暖房を入れるか消すかなど、過剰な空調運転を避けるきっかけとなり、省エネにつながります)
など、季節ごとに過ごしやすくする工夫ができるものです。そして、これらの工夫の効果を確認するためにも役立つのです。興味のある方は、ぜひ外気温も測ってみて下さい。
外気温を測る時の注意点をご紹介しておきましょう。まずは、できるだけ直射日光が当たらないところがベストです。直射日光が当たると、温度計(センサー)自体が暖められてしまい、実際の気温よりも高くなってしまいますので、注意しましょう。
★温度計・湿度計のご紹介★
市販の湿度計は、温度計とのセットになっているモノが多いようです。電気販売店やホームセンターなど、手軽に手に入れられますので、数字の見やすさや気に入ったデザインなどで、選んで下さい。また、温度・湿度計のスペックには、誤差の範囲が表示されているものがあります。より確かな計測をしたい場合は、これらを確認することをおすすめします。
温度計・湿度計を置くことで、自分にとって快適な温度・湿度を見つけたら、せっかくなのでいろんな場所を測ってみましょう。例えば我が家の場合、窓際と部屋の中央、南側と北側の部屋、テーブルの上と床の上など、場所を変えてあちこち測ってみています。狭い家の中とは言え、意外と温度差があるものだと、実感します。また、鍋物を始める前と後など、生活行為によっての差もあり
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