肉に食い込むつめは炎症を起します
A.D.A.M.
NHKの'ためしてガッテン'で足のつめは直線に切るのが正しいと言っていましたが、素直にはガッテンできません。あれは特定のつめの対策です。第一、セクシーなペディキュアにはなりませんね。
糖尿病の足のケア
神経障害のある人は以下の質問をチェックしてみてください。
先週あなたは何回、足をチェックしましたか?
足を毎日洗っていますか?
カサカサの足の皮膚をケアしてますか?
お湯の温度を手や温度計で確認してますか?
靴下は取り替えていますか?これらは足を守る習慣のチェックです。もし、指先が冷たいなら血行不良ですし、熱っぽい感じがあれば炎症の恐れがあります。タコやウオの目はもとより、特に治りにくい傷口の足潰瘍には最大の注意を払ってください。治りにくい傷を発見したら、その日の内に医師を受診するのが鉄則です。糖尿病者の足の感染は驚く程速く進行することがあるのです。足の感覚が落ちている人は毎日の足のセルフケアを大切にしてください。2~3日の様子見は手遅れになることがあります。普通の人の'ちょっとした傷'は糖尿病者では'かなりの傷'だと覚えておいてください。
Ingrowm Nail(巻き爪、刺し爪、陥入爪)
いろいろな理由で足の爪(主に親指)が肉に食い込んだ形になることがあります。痛みがあり、爪の周りがぶよぶよになったり、赤くなったりします。ひどい時は炎症を起こします。こうなると末梢神経障害のある糖尿病者や動脈硬化などで足の血液循環の悪い人は合併症のとても危険な状態になります。爪は皮膚や髪の毛の仲間ですから遺伝的な要素が多分にあります。家族に巻きつめの人がいればリスクが高くなります。また、指先の余裕の無いきつい靴を履いたり、深づめ(肉のところまでつめを深く切る)をする癖、ジョギングなどでつま先に日常的に負荷をかける、足先の負傷、変わった爪のカーブ、厚いつめ(加齢や水虫などで)のようなことでも肉に食い込むようになることがあります。この対策として巻き爪の人は、足を一日数回、15分ずつ塩を入れたぬるま湯につけてつめを柔らかくしたり、爪をまっすぐに(straight across)切ったり、深づめをしない、足先のゆとりのある靴を履くようにするのです。爪を横一線に切ることの意味は、爪の角が肉に食い込まないように皮膚の上に出すことです。ですから、平べったい爪で、およそ巻きつめに縁の無い人は親指の指先のカーブに合わせて切った方がむしろ安全だと思うのです。このことはアメリカ糖尿病協会(ADA)の『糖尿病コンプリートガイド、第4版』でも確認しましたから、ご安心を。糖尿病患者がするべき毎日のケア
毎日の足のケアの心得は次のようなものです。足はいつも清潔に。毎日、ソフトな洗剤で優しく洗うこと。水分を拭く時は注意深く、特に指の間を何げなく強くこすって傷つけないように。
足と各指の間の検査は毎日行います。はれているところ、冷たいところ、発赤しているところ、切り傷、水疱はありませんか?
いつ、いかなる場所でも裸足で歩かないこと。
靴は最初からよくフィットしたものを履くこと。いずれ履き慣れるなどと思わないように。
神経障害のある人が新しい靴を選ぶ時は自分の感覚を信じないで、シューフィッターの意見をもらうように。
つめは指のカーブに沿ってカットする(ん?)ところで、足を守る第一歩は『禁煙』でしたね?
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