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あなたは大丈夫? メタボについての思い違い


2008年4月から40歳~70歳については、「メタボリックシンドローム」に重点を置いた特定健康診査・特定保健指導がスタートしました。もうほとんどの方が「メタボリックシンドローム」という言葉は、ご存知でしょう。けれども、ある調査によりますと、知っているつもりでもあやまった認識であったり、やるべきことは知っているけれど実際の行動とはずれがあることが指摘されています。「メタボリックシンドローム」という言葉は知ってるけれど



ちょっとおなかがでているだけで「僕は、メタボなんだ」と思ってませんか? これまでも様々な調査で、「メタボリックシンドローム」という言葉や、その意味について知っているか、また実際に行動しているかどうかについての調査は行われていました。今回ご紹介する新しい調査では具体的にどんな思い違いをしているのかなどが示されているので、たいへん参考になりますので、ご紹介します。財団法人 健康・体力づくり事業財団では、「高齢者を中心とした健康知識と行動のちぐはぐ度調査事業として」平成19年10月~1月の間、全国の30歳~74歳の一般生活男女を対象に、健康情報(運動・栄養)についての理解度調査と健康に関する意識や行動の実態(意識と行動にずれがないか)についての調査を行い、2008年3月その結果を発表しました。詳しくは、こちらをご覧ください。
 
その結果では、他の様々な調査同様に、「メタボリックシンドローム」について、「内容まで知っている」と回答した人が約8割、「言葉だけ知っている」人を含めると、ほぼ全員が知っており、特に45~59歳の男女で認知度はたいへん高い数値が見られます。ところが「メタボリックシンドロームでは心臓病や脳卒中の危険がぐんと高まる」ことについては84%が正しく認識している一方で、実際には誤解されている内容もあることがわかりました。

肥満でもメタボじゃない場合も

「腹囲が男性85cm 以上、女性90cm 以上になるとメタボリックシンドロームと判定される」と思い込んでいた人は、73%もいたのです。正解は、「腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上に加えて、や血圧、などで2項目以上が基準値を超えなければ該当しません。「一度ついた内臓脂肪は減らすのがむずかしい」と思い込んでいる人も66%いましたが、実は皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が減らしやすいと言われています。

認知が足りない禁煙やトクホの情報

「禁煙して5年以上たつと、がんになる危険度はたばこを吸わない人とほぼ同じになる」ことを知っていてたのは12.2%で、残りの半分が誤り、半分がわからないということで、よく知られていない状態です。また近年デンタルケアに関してもよく取り上げられていると思っていましたが、「口の中の健康管理が寝たきりの予防にもつながる」ことは、実際に知っていた人は50.2%。「特定保健用食品(トクホ)は生活習慣病の治療に用いる食品である」という質問では、正解は「×」なのですが、正解した人は38.1%。まだまだトクホそのものの認識も正しくされていないことがわかります。特に高齢者の方ほどがわかりにくいようです。一方で、「妊娠中の喫煙の胎児への影響」(正解者96%)、
「野菜不足に対する野菜ジュースの効果の限界」(同87%)、
「メタボリックシンドロームと心臓病・脳卒中の関連性」(同84%)
などについては、80%以上の人が正しく理解されていました。 、このページでは、健康によいとわかっていてもなかなか実践できないこととは何かをご紹介します。

わかっているけれどできないこと


腹八分目

腹八分目がいいとわかってはいても、なかなか実践できていないようです 同調査では、健康の維持・増進のために推奨されている生活行動を「健康な生活のために注意すべき事項」として掲げ、それらについて知っているかどうかをたずねたところ、全体の80%以上が「知っている、聞いたことがある」と回答し、非常によく理解されている事がわかりました。ではこれらの事項をふだんどれくらい行っているか、という実践度は、項目によってばらつきが見られました。
「いつもしている」という実践度が高い(70%以上)の項目は
「朝食の摂取」80%
「禁煙」76%
「1日1回家族・友人との食事」74%
「週に1回以上の休肝日」70%
一方「いつもそうしている」が半数に満たない事項は12項目もあり、特に実践できていない項目は、
「1日1万歩」11%
「運動習慣の継続」28%
「(エスカレーターを使わない)階段ののぼりおり」29%
「腹八分目の食事」35%

この他に、デンタルケアに関する項目も低めでした。年齢や性別の平均で見ると、健康によいこととしっているのに実践できない「ちぐはぐ度」は働き盛りの30~44歳男性、次いで45~59歳男性で高い傾向が見られ、実践できない理由は、「時間がない、忙しい」ためなんだとか。一方、高齢(60~74歳)女性は、ちぐはぐ度が最も低く、最も熱心に健康維持に努めていると見られています。
、このページでは、誰にでもできる「初めの一歩」をご提案します。

初めの一歩を踏み出すまでが難関


雑穀

主食のごはんに、雑穀や発芽玄米などを混ぜるだけでも、よく噛むことにつながります。 確かに、毎日夜遅くまでクタクタに働いていると、「運動が大切」とか、「一駅でもあるけば」と言われても、なかなか「初めの一歩」を踏み出せないものです。ガイドの夫もそうでしたから、わかります。夫も40歳を過ぎてからおなかがどんどん出てきたので、もう10年も毎日のように、「運動したら」「外で飲む時も、油っぽいものやお酒は控えめに」と言い続けてきましたが、なかなか・・・。ところが、今年の1月に思い切って一緒にジムを見学・体験したところ、夫ははまってしまっのです。数字で体脂肪率が減っていくのがデータで示されると、どんどん向上心もわいてくるようです。自分から、脂肪を燃やしやすい運動はどんなものかと勉強したり、あっさりした料理や野菜を好んで食べるようにもなり、今までの私の10年間の努力はなんだという位の変わり身でした。何事も初めの一歩がでるまでがたいへんなんですね。

メタボリックシンドロームを悪化させる要は食習慣

ここでメタボリックトンドロームは気になるけれど、忙しくて実践できない人に、一つご提案があります。「KAO HEATH CARE REPORT No.20」の「メタボリックシンドローに影響する生活習慣分析」で和田高士氏(東京慈恵医科大学付属病院 新橋検診センター所長)の研究レポートによると、2000年~2004年の同センターの人間ドックで(承諾を受けた)22,892名のデータを分析した結果、メタボリックシンドロームを悪化させる最も大きな要因は、「食習慣」だったそうです。

第1位は「食事量が多い」
第2位が「飲酒量が1日3本以上(1本はビール中瓶1本、日本酒1合相当)
第3位は「早食い」

という食習慣が大きく関わっていることが指摘されています。第3位の「早食い」は、ついつい「食事量が多くなる」ことにもつながります。そこで、ぜひ「よく噛む」ことを意識してみてください。食事は誰でもすることですし、「よく噛む」ことにはお金も必要ないですし、わざわざどこかにいく必要もありません。ただいつもの食事の時間の中で、意識するだけでよいのです。よく噛むことは、、また脳への血流を促したり、口腔内、全身の健康にも役立つと言われています。もちろんや運動も大切ですが、とにかくできることから一歩ずつ、ですね。出典/
「平成19年度高齢者を中心とした健康知識と行動のちぐはぐ度調査事業報告書」(財団法人健康・体力づくり事業財団)

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