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複入力テーブルを作成しよう

前回は、データテーブル機能のうち、単入力テーブルの作成方法を紹介しました。今回は、もうひとつのデータテーブルである複入力テーブルの作成方法を紹介します。作成するときに気を付けるポイントは単入力テーブルとほぼ同じです。単入力テーブルの作成方法を復習しながら、それとは違う複入力テーブルならではの作成ポイントに気を付けて、設定方法をマスターしてください。

今回作成する内容とは


前回は、体重管理シートを使って単入力テーブルを作成しました。「身長」のセルだけを使って計算している「標準体重」の計算結果を一覧で表示したかったので、ひとつのセルを変化させて計算結果の一覧を作成できる単入力テーブルを利用しました。

今回は「BMI」の計算結果を一覧で表示します。BMIは「身長」と「体重」のふたつのセルを使って計算しているので、ふたつのセルを変化させて計算結果の一覧を作成できる複入力テーブルを利用します。

複入力テーブルを作成するポイントは、単入力テーブルとほぼ同じです。した3つのポイントの流れに沿って、複入力テーブルを作成してみましょう。単入力テーブルとは違うポイントに注意して操作してください。

【ポイント1】セルの準備


複入力テーブルではふたつのセルを変化させるので、代入セルと代入値セルを2組用意します。このとき、一方をタテ方向、もう一方をヨコ方向に作成するのがポイントです。こうすることで、それぞれの値の計算結果は、行と列が交わるところに表示されるようになります。したがって、計算結果は、行の代入値セル、列の代入値セルを見出しとしたセル範囲に表示されます。ここでは、「身長」のデータをタテ方向、「体重」のデータをヨコ方向に入力しておきます。

【ポイント2】計算式のセルを参照させる


複入力テーブルでは、計算式を参照させるセルが単入力テーブルとちょっと違います。複入力テーブルでは「タテ方向の代入値リストが入力されている列と、ヨコ方向の代入値リストが入力されている行が交わっているセル」から計算式のセルを参照させます。ここでは、身長の代入値リストが入力されているA列と体重の代入値リストが入力されている9行目が交わっているセルA9から、計算式のセルを参照させます。

【ポイント3】セルの選択範囲


複入力テーブルでも、単入力テーブルと同じように、「代入値リスト」「計算結果を表示するセル範囲」「計算式を参照させたセル」を含めたセル範囲を選択してからテーブルの設定を行います。複入力テーブルでは、結果的に「計算式を参照させたセル」を左上端としたセル範囲を選択する形になります。ここではセルA9~セルD14を選択します。



複入力テーブルを完成させよう


セルの準備が終了したら、テーブルの設定を行います。セル範囲が選択された状態で、「データ」→「テーブル」をクリックします。

表示された「テーブル」ダイアログボックスで、「行の代入セル」と「列の代入セル」を指定します。このとき、ヨコ方向に1行で入力した方の代入値リストの代入セルを「行の代入セル」、タテ方向に1列で入力した方の代入値リストの代入セルを「列の代入セル」に指定します。これを逆に指定してしまうと、代入セルに代入されるデータが期待通りではなくなってしまうわけですから、違った計算結果が算出されてしまいます。ここは間違いやすい複入力テーブルならではのポイントなので注意してください。ここでは、「行の代入セル」として体重のセルB4、「列の代入セル」として身長のセルB3を指定します。最後の「OK」ボタンをクリックします。

計算結果が表示されました。

罫線を設定したりセルの表示形式などを設定したりして見た目を整え、複入力テーブルを完成させます。



※計算式を設定したセルにはして、セルの表示を非表示している

もちろん再計算される


単入力テーブル、複入力テーブルともに、代入値リストを変更すると、その変更にあわせて計算結果が再計算されます。様々な試算などをするときに大変便利です。また、よく条件が変わる早見表なども複入力テーブルで作成しておくと、条件が変わってもすぐに再計算されるので便利です。今回作成したような表は関数を使っても作成できますが、関数の絶対参照や相対参照、複合参照などをうまく使わないと簡単な操作で作成できない場合があります。また、数式が複雑になってくると、参照の設定も複雑になってくるので間違った数式を作成してしまう危険もあります。変化させることができるセルがふたつに限られてきますが、簡単に試算結果が得られる複入力テーブルはとても便利な機能といえるでしょう。

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