七色の虹
  • トップ
  • エンターテインメント
  • 暮らしと生活
  • 女性
  • IT

ホット記事

  • ボーナス直撃!J-POP全部入り..
  • Perfume対談~サウンド講座..
  • 温故知新~スーパーエッシャー..
  • Perfume対談~なりきりファ..
  • L-06 「4度目のLIVE」 2006..
  • TVドラマ主題歌特集2008 - ..
  • ドイツMusikmesseで新製品..
  • Perfume対談~GAME批評..

推薦記事

  • 東京CityPops探訪 ~5/4 M..
  • ベテラン揃い - 夏のTVドラ..
  • 謎の女性トリオ、エレクトリッ..
  • Perfume~サマソニの快挙!..
  • その5 MIDI的音楽観とジャ..
  • 強い漢 vs 楽しい人~気にな..
  • Perfume対談~アイドルの法..

最新記事

  • 近未来対談~エリカハウス..
  • 初音ミク、左腕の秘密..
  • Perfume対談~GAME批評..
  • 大人のためのジャズスポッ..
  • 今夜はあの店でロックに浸..
  • TOTOとボズ、ジョイント..
  • 新コンセプト電子楽器、TE..
  • シカゴとヒューイ・ルイス..

You are here : トップ -> エンターテインメント -> 音楽 -> 70年代名盤レビュー『オペラ座の夜』...

70年代名盤レビュー『オペラ座の夜』


ロックが誕生してから50年あまり。その間発表された作品の中には、名盤と呼ばれるものも数多く存在する。その中から、今回はクイーンの『オペラ座の夜』を紹介しよう。最近はミュージカルでも話題を呼んでいるクイーン、その中でもあまりに有名なアルバムだけれど、改めて聴き直すと新たな魅力が発見できるはずだ。

ドラマチックで感動的な傑作




完璧なクイーンサウンドの詰まった『オペラ座の夜』。ジャケットはメンバー全員の星座をモチーフにデザインされている
70年代にイギリスでデビューするや、「貴公子」と呼ばれたほどの端正なルックスから日本の女の子たちがいち早く目をつけたクイーン。デビュー直後こそ本国イギリスでは酷評されていたものの、その後はロックの歴史に残る世界的なバンドにまで成長したのはご存知の通り。そして、その人気を決定的なものにしたのが4枚目のアルバム『オペラ座の夜』だ。

このアルバムが発表されたのは75年。前年にリリースした前作『シアー・ハート・アタック』からは、『キラー・クイーン』などのヒットナンバーが生まれていて、クイーンの人気がじわじわと高まってきた時期だった。そこにこの傑作といわれるアルバムが発表されたのだから、世界的に人気が爆発するのも当然と言える。ロックにポップスやクラシック、オペラなどの要素を融合させ、クイーンサウンドとしか呼べないような唯一無二の世界を完成させたのがこのアルバムだ。

このアルバムの素晴らしさは、バラエティに富んだ楽曲が豊富に収録されていること。バラエティに富んでいると、まとまりがない構成になってしまいがちだが、起承転結を感じさせる展開のため、まるで雑多な雰囲気は微塵も感じられない。それどころか、逆に全体的にとてもまとまりが感じられるところがすごい。それぞれの曲のクオリティが高いことに加え、その内容も並べ方も、アルバム全体を見通した作りになっているからなのだろう。まるでオペラのようなドラマチックな展開は、まさにタイトルの通りだ。

はもうひとつの名盤をご紹介します。

独特のクイーンサウンドもここで完成


レッドスペシャル

シンセを一切使わなかった頃のクイーンサウンドの要、ブライアンのギターは手作りの「レッドスペシャル」。(写真は現在発売中のレプリカモデル)
独特のサウンドも、アルバム『オペラ座の夜』で完成に至ったと言っていいだろう。ゴスペルのような重厚なハーモニーや、何度も重ねられたギターオーケストレーションといった手法は、クイーンがこれまでのアルバムで少しずつ使ってきたものだが、このアルバムでは一気に完成度が上がり、どの曲も見事な「クイーンサウンド」になっているのだ。

ハードロックからピアノ弾き語り風の小曲、カントリーフレーバー漂う軽快なナンバー、コーラスが重苦しいヘヴィなチューンまで、曲調は多彩でどの曲も個性的だ。それにも関わらず、全体を通して聴くと見事に統一感がある。そして不要な曲がないばかりか、どの曲の中にも不要な音がひとつもないほど恐ろしく研ぎ澄まされている。こんなに練り込まれた作品を、前作からわずか1年ほどの短い間に完成させたことも驚きだ。

『オペラ座の夜』と合わせて聞きたい名盤


『華麗なるレース』

『オペラ座の夜』と合わせて聴きたい『華麗なるレース』。ここでもバラエティに富んでいながら見事に統一された、絶頂期のクイーンサウンドが展開されている
アルバム『オペラ座の夜』に収録された楽曲中でも、クイーンの歴史上もっとも有名な楽曲といえる『ボヘミアン・ラプソディ』は、ゆったりとしたバラードに始まり、ゴスペルばりの重厚なハーモニーの掛け合いから軽快なロックンロールへと一気に盛り上がり、最後は再びメロウなバラードで消え行くように静かなエンディングを迎える。バラエティに富んだ曲調をドラマチックに展開させるという作りは、まさにこのアルバム全体を凝縮したような作品だ。もしも『ボヘミアン・ラプソディ』は知っているけれどアルバム全体を聴いたことがない、という人がいたら、ぜひ全曲通して聴いてみてほしい。

ちなみにこのアルバムでは、管楽器や効果音のような音も聴こえてくるが、これらはすべてブライアンのオリジナルギター「レッドスペシャル」から作り出されたもの。この頃のクイーンはシンセサイザーを一切使わないことで有名で、歌詞カードなどには「no synths」とクレジットされていたほどだ。

この『オペラ座の夜』を聴いてクイーンの世界が気に入ったなら、その次に発表された『華麗なるレース』も聴いてみてほしい。本人たちも「この2枚は双子のアルバムのようなもの」とコメントしているように、『オペラ座の夜』と対をなす作風になっているから、こちらもきっと気に入るだろう。合わせて聴いてみると、頂点を極めた頃のクイーンの素晴らしさがよくわかるはずだ。

前のスレッド :ベテランのクラプトンとベックが熱...  || 次のスレッド :ロックもロハスの時代...

Copy right by 七色の虹 | Powered by 9sz.org | RSS
本サイトの情報は全部インターネットから収集した、もしこれらの情報はあなたの著作権を侵害するならば、
ぜひ私達にご連絡してください Email: bsvbvs#gmail.com (#=@)