七色の虹
  • トップ
  • エンターテインメント
  • 暮らしと生活
  • 女性
  • IT

ホット記事

  • ボーナス直撃!J-POP全部入り..
  • Perfume対談~サウンド講座..
  • 温故知新~スーパーエッシャー..
  • Perfume対談~なりきりファ..
  • L-06 「4度目のLIVE」 2006..
  • TVドラマ主題歌特集2008 - ..
  • ドイツMusikmesseで新製品..
  • Perfume対談~GAME批評..

推薦記事

  • 東京CityPops探訪 ~5/4 M..
  • ベテラン揃い - 夏のTVドラ..
  • 謎の女性トリオ、エレクトリッ..
  • Perfume~サマソニの快挙!..
  • その5 MIDI的音楽観とジャ..
  • 強い漢 vs 楽しい人~気にな..
  • Perfume対談~アイドルの法..

最新記事

  • 近未来対談~エリカハウス..
  • 初音ミク、左腕の秘密..
  • Perfume対談~GAME批評..
  • 大人のためのジャズスポッ..
  • 今夜はあの店でロックに浸..
  • TOTOとボズ、ジョイント..
  • 新コンセプト電子楽器、TE..
  • シカゴとヒューイ・ルイス..

You are here : トップ -> エンターテインメント -> 音楽 -> ハードロックとヘヴィメタル...

ハードロックとヘヴィメタル

ロックの中で、似たようなジャンルとしてよくひとまとめにされるのがハードロックとヘヴィメタル。確かにサウンドは似ているし、CDショップに行っても同じコーナーに置いてあることが多い。しかし、実際にアーティストを思い浮かべてみると、ヘヴィメタルといったほうがしっくり来る人(バンド)と、ハードロックだというほうが似合う人がいるのも事実。それぞれのジャンルはいったいどんな定義がされているのだろうか。

似ていて当然?




80年代を中心に、ハードロック/ヘヴィメタルのヒットナンバー36曲を集めたコンピレーション盤『Come on Feel the Metal』。どこかで耳にしたことのある曲がぎっしり詰まっていて、ハードロックマニアでなくても十分楽しめる。ハードロック、ヘヴィメタルの定義としてもっとも一般的なのは、ヘヴィメタルの起源から考える方法だろう。最初にハードロックがあり、そしてハードロックにパンクが結びついてより攻撃的で尖ったサウンドになったり、グラムロックが結びついて衣装やメイクなどのルックスを強調したりして、ヘヴィメタルが生まれてきた、という考え方だ。これはわかりやすいし、納得がいく。似ていて当然、というわけだ。

ただ、現在のヘヴィメタルのスタイルはある日突然誕生したわけではなく、徐々に変化して今日のスタイルが出来上がってきたものであるため、とくにヘヴィメタルが出現してきたとされる70年代については境界線が非常に曖昧だ。たとえばディープ・パープルとレッド・ツェッペリンはどちらもハードロックの元祖とされているが、ディープ・パープルのほうは、主要メンバーのリッチー・ブラックモアがその後レインボーを結成し、これがその後のヘヴィメタルのスタイルに大きく影響を与えているし、ディープ・パープルのフォロワーにはヘヴィメタルのアーティストも多い。そのためディープ・パープルがへヴィメタルの象徴的存在として扱われることも多い。このあたりがややこしいところだ。

ちなみにヘヴィメタルという言葉は、ステッペン・ウルフの名曲「Born to be Wild」の歌詞で使われ、その後一般に広まったというのが定説になっている。

音楽の中身の違いは?


A Tribute to Led Zeppelin

90年代の実力派ミュージシャンが結集した、レッド・ツェッペリンのトリビュートアルバム『A Tribute to Led Zeppelin』。ハードロック/ヘヴィメタルにはトリビュート盤も多数制作されている。ヘヴィメタルがハードロックから変化して出来たものだとすると、両者の音楽が似ているのも不思議はない。しかし、音楽の中身にどんな要素が含まれているかによって明確に区別すべきだと主張する人たちもいる。たとえば、ブルースやジャズの要素が含まれているのがハードロック、リズムがより精密でテクニカル、様式美を重視するのがヘヴィメタル、とする考え方だ。

もともとハードロックはブルースから生まれてきたものだ。ブルースバンドだったヤードバーズにいたジミー・ペイジが、「ブルースをすごくでかい音で激しくやったらカッコいいだろうな」と思ってレッド・ツェッペリンを結成し、そこからハードロックが生まれたという話もあるくらいなのだ。またブルースはジャズともつながりがある。だから、ハードロックにはブルージーな雰囲気があったり、ジャズのような自由なリズムやコードが使われたりしているというわけだ。

これに対し、へヴィメタルにはクラシックやプログレッシブロックの要素が聴き取れるし、リズムの面からは、強烈な4つ打ちでへヴィなビートを強調するところは、ディスコなどのダンスミュージックの影響もありそうだ。だからリズムがよりかっちり決まっていて、展開の美しさや華麗な演奏テクニック、様式美が重要な要素になるのがヘヴィメタル、ということになるのだ。
こういった考え方で見ていくと、ハードロックの中で、音楽的なスタイルやルックスなど、ある一定の特徴があるものをヘヴィメタルと呼ぶ、という定義が、おぼろげながら見えてくる。ただ、これ以外にも様々な考え方があるし、同じアーティストでも見る角度によってどちらとも断言しにくいこともある。音楽ジャンルに境界線を引くというのはなかなか難しいものだ。

では、ハードロック/ヘヴィメタルを彩ったアーティストをご紹介! これまで様々なアーティストがハードロック/ヘヴィメタルのシーンを彩ってきた。その中でも代表的なアーティストを紹介しよう。

パープルとツェッペリン


ライヴ・アット・モントルー2006

現在も活動中のディープ・パープル、その最新のライヴ盤『ライヴ・アット・モントルー2006』。2006年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの模様が収録されている。ハードロックは、60年代の終わりごろのイギリスで、ブルースを基に生まれてきた音楽だ。その基礎を作ったのがディープ・パープルとレッド・ツェッペリン。ビートルズが世界中のロック、ポップスに影響を与えたのと同じように、その後のハードロックバンドでこの2大バンドの影響を受けていないアーティストはいないと言ってもいいくらい、その存在は大きい。

とくに、スパニッシュの香りが憂いも感じさせるリッチー・ブラックモアのギターと、ブルージーでジャジーなジョン・ロードのオルガンを対等に前に出し、バロック音楽も取り入れたメロディアスなディープ・パープルのスタイルは多くのフォロワーを生み出し、その後のハードロック/ヘヴィメタルの基本的なスタイルのひとつとなっている。

現在までの長い活動期間中に激しくメンバーが入れ替わっているのも特徴で、パープルファミリーと呼ばれる一大人脈を形成している。そこからディープ・パープルの続編のようなレインボーやホワイトスネイクなどのバンドが生まれているし、リッチーのギターを極限までテクニカルにしたようなイングウェイ・マルムスティーンなど、フォロワーも多い。


ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン

レッド・ツェッペリンの26の名曲を、2枚のCDに収めたベストアルバム『ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン』。リマスターにより音質も向上している。これに対してレッド・ツェッペリンには、スタイルをそのまま受け継いだようなフォロワーがほとんどいない。トラッドフォークや民族音楽を取り入れたジミー・ペイジの多様な音楽性や、それを絶妙にアレンジして聞かせてしまうジョン・ポール・ジョーンズのプロデュース力、暴力的なまでに豪胆だが繊細な面も併せ持つジョン・ボーナムのドラム、ロバート・プラントのセクシーなパフォーマンスやカリスマ性。この4つの才能が集まったからこそ、レッド・ツェッペリンのスタイルが可能になったということだろう。

あのクイーンもレッド・ツェッペリンに影響を受けたハードロックバンドとして有名だが、スタイルはかなり違う印象だ。唯一、ツェッペリンスタイルを丸写ししたようなキングダム・カムというバンドが一時期話題を呼んだが、あまりに似すぎていたため批判も浴びてしまった。

ヘヴィメタルの元祖ブラック・サバス


ベスト・オブ・ブラック・サバス1970-1987

ブラック・サバスを知るには絶好のベスト盤『ベスト・オブ・ブラック・サバス』。デビューから18年のサバスの代表的ナンバーを4枚のCDに収録。サバス・スタイルがよくわかる。ヘヴィメタルの基礎を作ったといわれているのが、70年2月13日金曜にデビューしたブラック・サバス。ジャズやブルースをルーツに持っているため、初期のサウンドはヘヴィメタルというよりハードロックといったほうがしっくりくる。しかし、ホラー映画から命名されたバンド名といい、黒魔術を取り入れたコンセプトや重苦しいサウンドといい、恐怖をあおるようなスタイルはモロにヘヴィメタルのイメージだ。攻撃的なイメージのギターリフも、後の多くのギタリストに影響を与えている。

メンバーの入れ替わりも多く、ヴォーカルだけを見ても元ディープ・パープルのイアン・ギランやグレン・ヒューズ、レインボーのロニー・ジェイムズ・ディオなど様々なメンバーが参加しているが、やはり印象が強烈なのは初代ヴォーカリストのオジー・オズボーンだろう。その後ソロでもライヴでは「アイアン・マン」などのサバス時代の曲をやり続けているし、コウモリをかじって見せるなど、そのイメージを踏襲していて、今もメタルゴッドとして君臨し続けている。

その他のビッグネーム

そのほか、ハードロック/ヘヴィメタル界のビッグネームはたくさんいる。ロックンロールやブルースを基調とするシンプルなハードロックを身上としたバンドとしては、エアロスミスやKISSなどがそうだし、80年代後半にブレイクしたガンズ・アンド・ローゼズもその流れをくんでいる。また80年前後のアメリカでは、明るくポップで聴きやすいハードロックが流行った。きめ細かくプロデュースされ、商業的な計算もされているという点で「産業ロック」などと揶揄されることもあったが、アメリカンハードというジャンルを形成してシーンを盛り上げた。TOTOやジャーニー、ボストンなどがこれに含まれる。また西海岸を中心とした80年代のLAメタルブームからは、モトリー・クルー、ボン・ジョヴィなどのスターが生まれている。

フィンランドやスウェーデンなどで発展した北欧メタルと呼ばれる一派もいる。ヨーロッパやTNT、ストラトヴァリウスといったバンドがその代表だ。叙情的なメロディを主体として、中世的な独特の世界観、そして様式美を重視するサウンドが特徴だ。

ハードロック/ヘヴィメタルは今でも世界中で人気があるが、そのルーツを探ってみるのも面白い。ビッグネームの作品は、どれもオリジナリティがあるし、今聴いても文句なくカッコいいと思うはずだ。

前のスレッド :HR/HMおすすめアルバム入門編...  || 次のスレッド :ベテランのクラプトンとベックが熱...

Copy right by 七色の虹 | Powered by 9sz.org | RSS
本サイトの情報は全部インターネットから収集した、もしこれらの情報はあなたの著作権を侵害するならば、
ぜひ私達にご連絡してください Email: bsvbvs#gmail.com (#=@)