ガイド記事「全国朝ドラ分布図(後)次の舞台を勝手に予想」で次の朝ドラの舞台として埼玉県を予想しましたが、ついに発表されましたので解答編です。
『つばさ』
09年春からのNHK連続テレビ小説は『つばさ』で舞台は埼玉県川越市。玉木つばさは老舗和菓子屋「甘玉堂」の跡継ぎ、自分の夢を追って家を留守にする母に変わって家事を取り仕切るおばさんキャラ。しかし母が家に戻って「主婦をやる、店の跡も継ぐ」とつばさの仕事を取ってしまったため、地元のコミュニ-ティラジオ局で働くことに。仕事で川越の人とふれあいながら町の問題に気がつき、解決への努力を通してさらに町の人々との絆を深めていく。脚本は『ロッカーのハナコさん』や『科捜研の女』シリーズの戸田山雅司、ヒロインはこれからオーディションし7月ごろ決定予定。
埼玉県が最後?
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さて『つばさ』の制作発表でNHKは「埼玉県が全国47都道府県のうち唯一“朝ドラ”の舞台となっていなかった」といっております。ところが3月15日、NHK BS-2で放送された『お宝TVデラックス』は朝ドラ特集で『鳩子の海』『雲のじゅうたん』『澪つくし』をとりあげたのですが、その中でこちらも舞台を都道府県別に分析しており(同じようなタイミングで同じことを考えています)、この中で「残るは埼玉県と山梨県だ」といっております。この違いはどこにあるか?
どこが舞台かの判断は難しい
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これはどこが舞台なのか、という判断が難しい場合があることによります。山梨県が舞台になったという立場の場合、対象作は『あぐり』でしょう。『あぐり』は故郷が岡山で東京にでてきて活躍、山梨がでてきたのは太平洋戦争末期から戦後すぐまでの疎開先として。『あぐり』を後から思い出した場合、山梨の印象は薄いため、舞台とするかどうかの解釈が分かれるんでしょう。
現在放送中の『瞳』も北海道がヒロインの故郷で、そこから上京するパターン。しかし一ヶ月見て、北海道はほとんどでてきません。これで北海道が舞台というのはちょっと難しい。ガイドが「朝ドラ分布図」をつくる時も同様に悩みました。解決策として、03年の『こころ』まではNHKムック「テレビ50年 あの日あのとき、そして未来へ」に従うと逃げ……、いや大人の判断をしました!
やはり全国制覇が目標だった?
担当の後藤高久プロデューサーは埼玉県を舞台として選んだことついて「やったことがないというのが理由。どうせやるなら、やったことのないところで。残り物に福?あると思います」とコメントし、やはり全国47都道府県すべてを舞台にしようという流れがあったようです。埼玉県の中でも「小江戸」と呼ばれ古い町並みも残っている川越市は朝ドラの舞台らしいところで順当な選択ですね。埼玉だと川口市に「NHKアーカイブス」があるだけに牽強付会的に持って行くんじゃないかと勝手に心配していたんですが、杞憂に終わりました。どんなドラマになるか、まだ一年先なのでわかりませんが期待して待ちましょう。
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