マイルールってだけなのですが
私、双六屋は、ここで自分の心がいかに狭いかを告白しなければなりません。それは「リフル・シャッフル」が許せないのです・・・ リフル・シャッフルとは、ご存知の通り、カードを切り交ぜるときに用いられるフラリッシュ(曲芸的技法)です。
デックを2パートに分け、カードの一部を交互にかみ合わせアーチを作り、それを両手で抱えてカードの復元力で1デックにしていく代表的フラリッシュ。もちろん、すべてのリフル・シャッフルが許せないわけではありません。前田知洋さんや、ラスベガスのディーラーがトランプでそれを行なう時には、存分にやってもらって結構。問題なのは、『6ニムト』や『ゲシェンクト』などの単体商品のカードを切り交ぜるときに、リフルシャッフルが用いられる場面なのです。
反り癖は寝癖みたいになおらんのじゃあ
ボードゲームをしながらドリンクを飲む。ええ、許しましょう。(コースターがあれば) ボードゲームをしながらスナックを食べる。正直、ポテチ系は勘弁とは思います(コンポーネントに油染みがつくときがあるので)がこれも許しましょう(おしぼりがあれば)
技法の名前は、その昔、ヒンズー(インド)からきたマジシャンたちがこのシャッフルを使っていたことに由来する。しかし、リフルシャッフル。ありゃだめだ。あれをやると紙製のカードは一発で「反り癖」がついてしまうのです。コレは致命的。いわばすべてのカードにマーキングがされてしまったようなもの。そりゃあ、反対に折り曲げて直せばいいっていいますけど、寝癖じゃないんです。どう修正してもどっかにたわみが残り、きっちり水平に戻すのはまず無理。え? でも、マジシャンやディーラーみたいでかっこいいし、よくカードがよく交じるからいいでしょって? 冗談をいってもらっては困ります。そもそも彼らプロが使っている「TALLY-HO」や「BEE」のトランプはThe United States Playing Card 社のブランド製品。紙製といえどもプラスティックのようにしなやかで復元力が違います。また基本的に。1、2度使用したら廃棄してしまうことも珍しくありません。客の中にはも交じっている時がありますしね。)
僕らにはヒンズーがあるじゃないですか!
だからシャッフルするならヒンズーがあるでしょ、ヒンズーが! いやスクワットじゃなくてヒンズー・シャッフルですって。子供頃からみんなやってるでしょ! えっ、ヒンズーは地味でめんどくさい、と。ならを買えばいいじゃない。えっ、高い、と。いえいえ、カードゲームだって安くありませんよ。一商品1000~2000円もするカードゲームをまさか使い捨てできないでしょ?そうはいってもですね、以上のようなことは心の中で思っていること。はい、この双六屋、心が狭い以上に気も小さいのです。
ヒンズー・シャッフルを横にしたオーバーハンド・シャッフル。欧米などではこの切り方が多い。自分も囲むテーブルで、リフルシャッフルをするプレイヤーがいても、苦言を呈すことはなかったりします。(心の中で叫んではいますが) それに第一、そんなことを注意して「なんだ、コイツ小せえな」と思われるのもなんだし・・・ (←その性根がいちばん小せーんだよっ!)
もちろん他のプレイヤーはもっと寛大のはずですが・・・
また、他の普通のボードゲームプレイヤーはここまで神経質ではありません。リフルシャッフルをしたからといって目くじら立てることはまずないでしょう。ただし、世に「カードスリーブ」なる商品が存在し、ビニール製のケースにカードを1枚ずつ小分けして、大事に保管するプレイヤーが確実に存在することは気にとめておいたほうがいいでしょう。ですので、もしあなたが友達の家なり、ゲームイベントに参加するなりで、ゲームテーブルにつき、ディーラーの役目がまわってきたなら、悪いことはいいません。カードはヒンズーかオーバーハンドで切り交ぜるのが無難です。そしてまかり間違ってリフルシャッフルを行なってしまったのであれば、その日の帰り道はくれぐれもお気をつけ下さい(←おいおい)前のスレッド :任天堂をIT企業として考えてみる... || 次のスレッド :TG1とPS3でお手軽ハイビジョン撮...
